カンチェンジュンガの風 ~沈黙と呼吸の世界~
8.修行者たちの静修 霧は遠くの寺院の屋根をやわらかく包み込み、打ち鳴らされた鐘の余韻さえ、その白の奥へと溶けていった。私は、その静けさの中にいた。朝の祈りを終えた修行僧の所作には、自然そのものの流れが宿っていた。人が動いているというより、...
カンチェンジュンガの風
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